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ビットコイン、海外での売りポジションは引き続き低水準【フィスコ・ビットコインニュース】

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ビットコイン(BTC)は1月末に節目となる100万円を超えたものの、先月26日に再び100万円台を割り込んで足元93万円台で取引されている。もっとも取引量の多い米ドル建てでは2月9日から19日の間は節目となる10,000ドル前後で推移していたが、20日に足元では8,600ドル台で取引されている。

一部国内取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(3月2日時点)によれば、85万円台では1月27日から継続して売り越し超過の状態が続いている。90万円台と95万円台、100万円台における買い越し超過はやや縮小する一方で、105万円台では買い越し超過が拡大している。

一方、海外の大手仮想通貨取引所ビットフィネックスではショートポジションは22日に急減して足元では4,000枚台と、19年1月初頭の水準まで戻った。2月中旬から22日まではショートポジションが1万枚を超えて昨年10月、12月の水準を上回っていたが、22日を境に19年1月初頭の状態へと回帰した格好だ。ロング・ショート比率は約89%で、昨年以来ロングポジションが圧倒的に多い状況は変わらない。

昨年10月と12月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが1万枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測されたが、今回はロングポジションにも特に目立った増加はなかった。引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したい。

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