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日経平均は307円高でスタート、武田薬やKDDIなどが堅調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21651.99;+307.91
TOPIX;1547.29;+21.42

[寄り付き概況]

 3日の日経平均は前日比307.91円高の21651.99円と大幅に続伸で取引を開始した。2日の米国市場では、NYダウが1293ドル高と大幅に反発、1日の上げ幅としては過去最大を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、各国中央銀行が市場の安定と経済成長の維持に向けた対策を講じるとの観測が高まった。G7財務相・中央銀行が新型肺炎を巡る対応策で、3日に電話会談を開催することが報じられたことも、上げ幅を拡大させる一因となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比255円高の21425円となり、高いところでは21590円まで上げ幅を拡大させた。円相場は1ドル108円40銭台と前日からは円安に振れて推移している。この流れから本日の日経平均は大幅続伸スタートとなった。その後は高値水準でこう着感の強い展開となっている。

 業種別では、石油・石炭製品、海運業、鉄鋼、医薬品、精密機器、電気機器、パルプ・紙などを筆頭に全業種がプラスで推移している。売買代金上位では、オリエンタルランド<4661>、武田薬<4502>、キーエンス<6861>、日立<6501>、KDDI<9433>などがプラスで推移。一方、NTT<9432>、東京海上<8766>がさえない動きとなっている。
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