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泉州電業—1Q販売価格の低下及び電線の需要が減少となるも、積極的な営業展開を推進

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泉州電業<9824>は4日、2020年10月期第1四半期(19年11月-20年1月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.0%減の200.91億円、営業利益が同24.0%減の8.18億円、経常利益が同22.4%減の8.80億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同19.7%減の6.16億円となった。

同社グループの係わる電線業界においては、電線の主材料である銅の価格が、1トン当たり期中平均697千円と前年同期平均720千円に比べ3.2%下落した。また、建設・電販向けの出荷量は、前年同期に比べおおむね横ばいで推移した。このような情勢のもと、提案型営業の推進、配送体制の強化、新規得意先の開拓及び既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図った。

当第1四半期の業績は、銅価格の下落による販売価格の低下要因及び民間設備投資向け電線の需要の減少により、売上高は減収となり、各利益ともに減益となった。

2020年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.1%増の888.00億円、営業利益が同5.8%増の42.10億円、経常利益が同5.1%増の44.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.6%増の29.20億円とする期初計画を据え置いている。


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