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米国株見通し:大幅続落に警戒、トランプ政権の刺激策に失望も

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(16時50分現在)
S&P500先物        2,620.38(-119.87)
ナスダック100先物   7,647.38(-356.12)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は4%超安、NYダウ先物は1000ドル超下げて推移。欧州株安も波及し、今晩の米株式市場は大幅続落が見込まれる。


11日の取引は大幅安。S&Pとナスダックはそれぞれ4%超下げ、ダウは1400ドル超も下げて取引を終えた。世界保健機構(WHO)がこの日、新型コロナウイルスの感染拡大を「パンデミック」(世界的な流行)と認め、米国経済の先行きに懸念が強まった。また、トランプ政権の刺激策への懐疑的な思惑から売り優勢となり、NY株式市場はリーマン・ショック以来の弱気相場入りが確認された。


今晩も大きな下げが続く見通し。日本時間12日午前のトランプ大統領による国民向けの演説で、新型コロナウイルスの対応に関し欧州から米国への渡航制限が発表された。ただ、刺激策に関する言及が乏しく、市場の失望売りを誘っている。NY市場でもそれを消化する動きとなれば売りは継続しそうだ。また、NY原油先物(WTI)は週明け後の急落から小幅に持ち直していたが、足元の失速で本日はエネルギー関連株に売りが出やすいだろう。



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