fbpx

東京為替:ドル・円は下げ渋り、米刺激策への期待後退も下げ一服

マネーボイス 必読の記事




12日の東京外為市場でドル・円は下げ渋り。朝方の取引で104円81銭を付けた後、トランプ米大統領の国民向けの演説で景気刺激策への失望を誘った。それを受けた株安で円買いが強まり、ドルは103円09銭まで値を下げた。ただ、午後から夕方にかけてドルは売り一服で104円台に戻す場面もあった。

・ユーロ・円は118円02銭から116円81銭まで弱含んだ。
・ユーロ・ドルは1.1251ドルから1.1333ドルまで強含んだが、その後は失速。

・17時時点:ドル・円103円70-80銭、ユーロ・円117円20-30銭
・日経平均株価:始値19,064.51円、高値19,142.18円、安値18,339.27円、終値18,559.63円(前日比856.43円安)

【要人発言】
・トランプ米大統領
「欧州から米国への入国を30日間停止」
「金融危機ではない。一時的な状況にすぎず、われわれは克服するだろう」
「EUは中国など感染者が多い国からの渡航制限をしなかった」
・フライデンバーグ豪財務相
「財政と金融政策を調整することが重要」
「刺激策は4-6月期のGDPを最大1.5%増加させる可能性」

【経済指標】
・日・2月企業物価指数:前年比+0.8%(予想:+1.1%、1月:+1.5%←+1.7%)
・日・1-3月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断:-10.1(10-12月期:-6.2)


いま読まれてます

記事提供:
元記事を読む

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー