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日経平均は357円高でスタート、業種別では全33業種がプラスで推移

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19021.97;+357.37
TOPIX;1424.92;+25.60

[寄り付き概況]

 27日の日経平均は前日比357.37円高の19021.97円と大幅に反発して取引を開始した。26日の米国株式相場は上昇。NYダウが1351ドル高と大幅に上昇した。上院が2兆ドル規模の経済救済策案を可決し、一両日中の下院での採決を経て成立に近づいたことが好感されたほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が当面大規模緩和を維持するとの見方が相場を支えた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比745円高の19105円。円相場は1ドル109円10銭台で推移している。米経済政策の材料はすでにある程度は織り込んでいたが、米国市場の大幅高を素直に好感して、本日の日経平均は大幅反発スタートとなった。その後も上げ幅を拡大し、一時700円を超える上げ幅での展開となっている。約8000億円程度とみられる再投資に伴う買い需要、期末のドレッシング買いも意識されている可能性がある。

 業種別では、医薬品、不動産業、保険業、金属製品、海運業、建設業、精密機器、倉庫・運輸関連業などを筆頭に全業種がプラスで推移している。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、東京エレクトロン<8035>、ソニー<6758>、JR東<9020>、村田製作所<6981>、トヨタ自<7203>など上位の全銘柄がプラスで推移している。
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