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NY外為:ドル・円再び200DMA割れ、ダウ770ドル安、米国の新型ウイルス感染数が急増

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NY外為市場では米国の消費者信頼感の低下で景気見通しがさらに悪化しドル売りが強まったほか、リスク回避の円買いも強まった。

ドル・円は108円90銭から107円98銭まで下落し19日来の安値を更新。重要な節目である200日移動平均水準の108円33銭を割り込んだため中期的に再び下落基調入りする可能性もある。ユーロ・ドルは1.0954ドルから1.1047ドルまで上昇した。

ユーロ・円は119円82銭から118円81銭まで下落。ドル・円と同様に重要な節目である200日移動平均水準の120円03銭割れで推移した。

米国政府が発表した2兆ドル規模の経済救済策が成立に近づいたものの、全米の新型ウイルス感染件数が中国やイタリアを上回る世界最大に拡大、収束の兆しが見られず、さらに米国経済が停止する中、3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が2016年10月以降3年半ぶり低水準となるなど、景気悪化への不安が払しょくしきれずダウ平均株価は一時1000ドル超安となった。米10年債利回りは0.85%から0.73%まで低下した。



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