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米国株見通し:続落か、米国内でのウイルス感染急増を嫌気

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(16時50分現在)
S&P500先物        2,498.50(-25.50)
ナスダック100先物   7,503.25(-65.25)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は200ドル超安。NY原油先物(WTI)も弱含み、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。


27日の取引は反落。主要3指数は3-4%下落し、ダウは前日比900ドル超安の21600ドル台で取引を終えた。2兆ドル規模の経済対策は成立したものの、新型コロナウイルスの米国内での感染拡大を受け、週末を控えリスク資産を手放す動きが加速。この日発表されたミシガン大学消費者態度指数が低調な内容となり、ウイルスの影響が改めて認識された。


今晩も引き続きウイルス蔓延を背景に経済活動の縮小への懸念が広がりそうだ。前週の新規失業保険申請件数の大幅増による雇用情勢の急激な悪化で、地合いは悪化。トランプ大統領は4月12日の復活祭までに経済活動の再開を目指しているが、感染抑止に関する好材料は乏しく、株買いは進めづらい。セクター別では、NY原油先物(WTI)が1バレル=20ドル付近への弱含みで、エネルギー関連銘柄は売られやすい。




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