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日経平均は96円高でスタート、武田や富士フイルムが堅調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19181.90;+96.93
TOPIX;1436.4;+0.86

[寄り付き概況]

 31日の日経平均は前日比96.93円高の19181.90円と反発して取引を開始した。30日の米国市場では、NYダウが690ドル高と反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)による流動性供給や米国政府による過去最大規模の経済支援策が成立したこと、新型コロナウイルス対抗ワクチン開発や試験が速やかに進むとの期待を受けた買いが広がり、終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比260円高の19060円。円相場は1ドル107円90銭台で推移している。この流れから本日の日経平均は反発スタートとなった。ただ、その後は上げ幅を縮小し、マイナス転換する場面もみられ、上値の重い展開となっている。

 業種別では、石油・石炭製品、その他製品、電気機器、精密機器などがプラスで推移。一方、鉄鋼、電気・ガス業、繊維製品、不動産業、空運業などがマイナスで推移している。売買代金上位では、任天堂<7974>、村田製<6981>、武田<4502>、富士フイルム<4901>などがプラスで推移。一方、NTT<9432>、NTTドコモ<9437>、キヤノン<7751>などがマイナスで推移している。
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