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4-6月期の米国経済は記録的なマイナス成長へ

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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今年4-6月期の世界経済は縮小するとの見方が一般的となっている。今年1-3月期の米国経済は、大幅なマイナス成長となることが確実視されており、4-6月期の経済情勢はさらに悪化する(記録的なマイナス成長となる)と予想されている。経済情勢が著しく悪化することに対応して米国政府は大規模な経済支援策の導入を決めたが、無制限の量的緩和策によって、米長期金利の上昇は抑制されている。

 米国株式の底打ちが確認されたわけではないが、株式市場は今年後半における米国経済の回復を想定しつつあるようだ。ただし、4-6月期は雇用情勢の大幅な悪化や企業設備投資の減少が予想されていることから、米長期金利が低水準で推移し、米国株式が下げ渋っても為替がドル高に振れるとは限らない。ドル・円については日米のウイルス感染者の推移を意識した相場展開になる可能性がある。

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