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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米雇用統計の大幅悪化は織り込み済み

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3日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。本日発表の米雇用統計は新型コロナウイルスの影響による大幅悪化がほぼ織り込まれ、ドル売りは限定的となろう。また、週末を控え、安全通貨のドルに需要が見込まれる。

トランプ米大統領は国内での新型ウイルスによる感染被害が今月中旬までピークに達するとの見方を示しており、警戒感が広がっている。米国内での感染者数や死者数は早いピッチで増加し、投資家の心理を圧迫。ただ、2日はサウジアラビアとロシアによる減産への期待感で原油価格が大幅高となり、マイナス圏で推移していた米国株をプラスに押し上げた。ドル・円はそれを手がかりに108円台を回復。本日アジア市場でもその流れを受け継いだ。ドルは国内勢の売りで107円後半に失速する場面もあったが、底堅さが意識された。

焦点となる雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比-10.0万人(2月は+27.3万人)、失業率は3.8%(同3.5%)、平均時給は前年比+3.0%(同+3.0%)、またISM非製造業景況指数は43.0(同57.3)と予想されている。前日発表された新規失業保険申請件数は664.8万人と、予想外の急増となった前回の2倍に膨れ上がり、市場参加者を驚愕させた。もっとも、それにより雇用統計は大幅な悪化が織り込まれ、予想よりも低調な内容でも景気後退を懸念した一段のドル売りは抑制されよう。また、週末を控え安全通貨としてドルが選好されそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・3月サービス業PMI改定値(予想:28.2、速報値:28.4)
・17:30 英・3月サービス業PMI改定値(予想:34.8、速報値:35.7)
・18:00 ユーロ圏・2月小売売上高(前月比予想:+0.1%、1月:+0.6%)
・21:30 米・3月非農業部門雇用者数(予想:-10.0万人、2月:+27.3万人)
・21:30 米・3月失業率(予想:3.8%、2月:3.5%)
・21:30 米・3月平均時給(前年比予想:+3.0%、2月:+3.0%)
・22:45 米・3月サービス業PMI改定値(予想:38.5、速報値:39.1)
・23:00 米・3月ISM非製造業景況指数(予想:43.0、2月:57.3)



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