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NY為替:ドル上げ渋り、米3月雇用統計は予想以上の悪化

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3日のニューヨーク外為市場でドル・円は108円68銭まで上昇したのち、108円19銭まで下落して108円47銭で引けた。
米3月雇用統計で非農業部門雇用者数が70.1万人減と減少幅が予想を大幅に上回り09年来で最大となったほか、失業率も予想以上に上昇したため景気先行き見通しが悪化しドル売り優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が米国債購入ペースを緩和させたことが明らかになると米国債利回りが上昇しドル売りが一段落した。

ユーロ・ドルは、1.0773ドルまで下落後、1.0828ドルまで上昇して1.0804ドルで引けた。ユーロ圏のサービス業PMIが過去最低に落ち込んだことを嫌気しユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は116円88銭まで下落したのち、117円33銭まで上昇。世界経済の見通しが一段と悪化しリスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.2300ドルから1.2206ドルまで下落。英・3月サービス業PMI改定値が過去最低に落ち込み、ポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.9796フランから0.9744フランまで下落した。

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