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日経平均は37円高でスタート、富士フイルムやKDDIが堅調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;17857.99;+37.80
TOPIX;1328.43;+3.30

[寄り付き概況]

 6日の日経平均は前週末比37.80円高の17857.99円と小幅続伸でスタート。3日の米国株式相場でダウ平均は360.91ドル安の21052.53ドル、ナスダックは114.23ポイント安の7373.08ポイントで取引を終了。米労働省が発表した3月雇用統計は非農業部門雇用者数が70.1万人減となった。減少は2010年9月以来で、失業率も4.4%と予想以上の上昇となったことが嫌気された他、景気の落ち込みが当初考えられていた以上に長期化するとのエコノミストの見通しや、ニューヨーク州での新型ウイルス感染・死者拡大が伝えられると、引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の17675円。東京都では1日あたりの新型コロナウイルスの新規感染者数が最多を更新するなど厳しい状況が続いており、きょうにも緊急事態宣言を出す方針が表明(早ければ7日に宣言)されるとの報道もあるなか、積極的な物色は手控えられており、日経平均はマイナス圏に転じる場面も。

 売買代金上位では、富士フイルム<4901>、任天堂<7974>、デンカ<4061>、KDDI<9433>など通信大手、武田薬<4502>、花王<4452>などが堅調な一方、ANA<9202>や日本航空<9201>、オリックス<8591>などが軟調。業種別では、医薬品、情報通信、石油石炭などが上昇率上位で推移。
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