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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、コロナ懸念は一服も大幅悪化の米雇用情勢が重石

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6日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。欧米での新型コロナウイルス感染の拡大ペースに鈍化の兆しが表れ、懸念は一服の見通し。ただ、極端に悪化した前週末の米雇用統計を受け、積極的なドル買いは抑制されそうだ。

報道によると、米ニューヨーク州で新型ウイルスの1日当たりの死者数が減少。トランプ政権は、感染拡大に関し横ばいもしくは安定化の兆候に期待感を示した。米国よりも先に感染が深刻化していた欧州でも、イタリアやスペインでピークアウトの可能性が指摘され、市場のリスク選好度がやや高まった。一方、安倍晋三首相は7日にも非常事態宣言に踏み切る見通し。アジア市場では日本での感染拡大抑止の観点から日本株高に振れ、リスク選好的な円売りが主要通貨を押し上げた。ドル・円はクロス円がけん引し、109円付近に浮上している。

この後の海外市場でも、欧米でのウイルス感染状況を見極める展開となりそうだ。被害縮小に期待が高まれば欧米株式市場は堅調地合いとなり、リスク選好的な円売りに振れやすい。ただ、株式市場の混乱が一服すれば、安全通貨のドルは売られる見通し。また、3日に発表された大幅悪化の米雇用統計も、改めて材料視される。同統計では非農業部門雇用者数が前月比—70万人超と、予想の—10万人をはるかに凌ぐ内容となった。ウイルス感染被害は目先縮小に向かったとしても、現時点で経済の回復にメドは立たず、積極的なドル買いは入りづらいとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・3月建設業PMI(予想:44.5、2月:52.6)
・休場:中国(清明節)、インド(ジャイナ教マハビラ生誕日)


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