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注目銘柄ダイジェスト(前場):MDV、ポート、オイシックスなど

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MDV<3902>:781円(+100円)
ストップ高。自ら健康・医療情報を保管・閲覧できる「ポケットカルテ」を運営する日本サスティナブル・コミュニティ・センターと、新型コロナウイルス感染拡大に伴い規制緩和されるオンライン診療を推進するため、連携を強化していくことを決定したと発表している。同社が展開する健康・医療情報閲覧サービス「カルテコ」との連携サービスを開発・提供していく方針。オンライン診療の推進につながる役割などが期待される格好に。


オイシックス<3182>:1419円(-120円)
急落。本日、マザーズから東証1部へ上場市場変更している。上場市場変更とともに公募・売出の実施も発表していたが、本日は公募・売出株の受渡期日となっており、需給悪化が顕在化する形になっているもよう。公募301万3600株、売出50万株、オーバーアロットメントによる売出52万7000株を実施、トータルでは第3四半期末発行済み株式数の12%弱の水準となる。


ビックカメラ<3048>:836円(-68円)
急反落。前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の101億円から76.6億円に、通期では252億円から35億円に減額している。新型コロナウイルス感染拡大の影響によるインバウンド需要の急減や外出手控えの動きで販売が落ち込み、下期には営業時間の短縮や休館などにより、さらなる売上減少が見込まれるとしている。テレワーク関連など需要下支えの期待も高まっていた中、想定以上の業績悪化に失望感先行。


ポート<7047>:819円(+99円)
大幅に4日続伸。オムロンヘルスケア(京都府向日市)とテレメディーズ(東京都千代田区)とともに、インターネットを利用した血圧モニタリングと高血圧に関する医療相談サービスの無料提供を開始すると発表している。提供期間は8日から5月6日まで。テレメディーズのスマートフォンアプリを使って自宅で測定した血圧データを医師らと共有し、高血圧に関する医療相談ができる。


富士フイルム<4901>:5446円(-286円)
大幅続落。メリルリンチ日本証券では投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」に2段階格下げ、目標株価も6000円から5100円に引き下げている。アビガンの業績寄与は、物質特許が切れていることからも一過性であり、楽観的ケースでも営業利益の押し上げ効果は990億円と試算のもよう。一方で、テレワーク拡大による複合機の中長期な需要縮小リスクは見過ごされていると指摘。


トランスG<2342>:294円(+16円)
大幅に4日続伸。「炎症可視化マウス作製とその応用」で欧州特許庁から特許査定を受けたと発表している。同社と熊本大学、群馬大学の共同で国際特許出願していた。自己免疫疾患やがん、動脈硬化、肥満、アルツハイマー病など炎症反応を起因とする様々な疾患の病態機序の解明や治療法の開発研究に貢献することが期待されるという。日本では特許成立済み。
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