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日経VI概況:上昇、感染者数の拡大に伴う先行き警戒感が拭えず

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は10日、前日比+0.73pt(上昇率1.80%)の41.18ptと上昇した。なお、高値は41.73pt、安値は40.07pt。前日の米国市場では、米連邦準備理事会(FRB)が低格付け債の購入を含めた大規模な金融支援策を決定し、主要株価指数は上昇。しかし、国内では、東京や大阪を中心に新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかっておらず、先行き警戒感が拭えていない。また、週末に伴うポジション調整もあって225先物は取引終了の間際に急速に下げた。こうした背景から、日経VIはもみ合って推移した後、取引終了にかけて上昇した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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