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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、積極的な買いも手控えられた

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【ブラジル】
休場

【ロシア】MICEX指数 2677.86 -0.88%
10日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比23.91ポイント安(-0.88%)の2677.86で取引を終了した。2680.89から2656.45まで下落した。

売りが先行した後は狭いレンジで推移した。ブレント原油先物の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、この日は米国市場など多くの国・地域がグッドフライデーで休場となったため、積極的な買いも手控えられた。一方、指数の下値は限定的。欧米における新型コロナの感染拡大ペースが鈍化しているとの報告などが投資家の不安心理をやや緩和させた。

【インド】
休場

【中国本土】上海総合指数 2796.63 -1.04%
10日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比29.27ポイント安(-1.04%)の2796.63ポイントと反落した。

中国景気の減速懸念が意識される流れ。朝方公表された3月の中国物価統計では、生産者物価指数(PPI)が前年同月比で1.5%下落したことが明らかにされた。前月実績(マイナス0.3%)と市場予想(マイナス1.1%)をさらに下回ったことで、企業活動の低迷が意識されている。3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.3%上昇したものの、伸び率は前月実績(5.2%)と市場予想(4.8%)をいずれも下回った。9日に約4週ぶりの高値水準を回復しただけに、利益確定売りに押されている。
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