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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は下落、モディ首相がロックダウン期間の延長を示唆

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【ブラジル】ボベスパ指数 78835.82 +1.49%
連休明けとなる13日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1153.88ポイント高(+1.49%)の78835.82で取引を終了した。76405.4から78835.8まで上昇した。
マイナス圏で推移した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策への期待が高まっていることが支援材料。景気後退懸念が高まっているなか、政府が大型景気対策に踏み切ると期待されている。また、欧州市場の上昇なども支援材料となった。

【ロシア】MICEX指数 2628.85 -1.83%
13日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比49.01ポイント安(-1.83%)の2628.85で取引を終了した。2677.90から2610.61 まで下落した。

売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。景気の悪化懸念が圧迫材料。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界景気の悪化観測を受け、今年のロシア国内の工業生産は前年比で7-12%減少すると予測されている。また、新型コロナの感染拡大で国内の医師不足などが発生しているとの報告も警戒された。

【インド】SENSEX指数 30690.02 -1.51%
13日のインドSENSEX指数は下落。前日比469.60ポイント安(-1.51%)の30690.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同118.05ポイント安(-1.30%)の8993.85で取引を終えた。

終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を再び拡大させた。モディ首相がロックダウン期間の延長を示唆したことが一段の景気悪化懸念を高めた。また、自動車の生産拠点などが経済活動の停滞で大きな打撃を受けているとの報告も関連セクターの圧迫材料。ほかに、財政赤字の拡大観測が景気刺激策への期待を後退させた。2月の財政赤字は国内総生産(GDP)の5.07%まで拡大し、3月には一段と増加すると予測されている。

【中国本土】上海総合指数 2783.05 -0.49%
13日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比13.58ポイント安(-0.49%)の2783.05ポイントと続落した。

内部環境の不透明感を嫌気する流れ。中国本土で新型コロナウイルスの新規感染者が13日、108人(うち海外から流入98人)と高水準となったことで、再び感染拡大の不安が高まった。新規感染者が100人を超えるのは3月6日以来となる。
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