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マザーズ先物見通し:原油市況の暴落を背景に、リスク回避の流れか

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本日のマザーズ先物は、原油市況の暴落を反映しリスク回避の流れが波及して始まりそうだ。前日の米国市場では、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞の影響で、米国では原油在庫が積み上がっていることから、貯蔵能力の限界に達し、損失を覚悟して原油を売る必要が出てくるとの見方が広がり、NY原油先物の期近の5月物は一時1バレル=マイナス40ドルと暴落した。原油先物相場のマイナスは史上初めて。株式市場でもリスク資産の圧縮の動きが波及し、NYダウは592ドル安と急反落した。シカゴの日経225先物も値を消し、日経平均も続落して始まることが予想されるだけに、市場では「外部環境の不安定さを映して、マザーズ先物にもリスク回避の動きが波及しそうだ」とみている。また、マザーズ先物は前日まで6連騰し、14%も急騰したこともあって、「目先の利益を確保する動きになりやすい」との声も聞かれる。ただ、マザーズ市場では、テレワーク関連株や直近IPO銘柄への循環物色が継続しているため、証券関係者は「この流れが続けば、全般は底堅く推移する可能性もある」との指摘も聞かれ、売り一巡後はプラスに転じる局面もありそうだ。上値のメドは740.0pt、下値のメド720.0ptとする。
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