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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値上がり、中国の政策に期待感

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【ブラジル】ボベスパ指数 78972.76 -0.02%
20日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比17.53ポイント安(-0.02%)の78972.76で取引を終了した。80106.00から76942.9まで下落した。

売りが先行した後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。原油先物価格の暴落や米株安が警戒され、ブラジル株への売り圧力もやや高まった。一方、指数の下値は限定的。欧州市場が底堅い展開を示したことが支援材料となった。また、景気対策への期待なども引き続き指数をサポートした。

【ロシア】MICEX指数 2525.97 -0.35%
20日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比9.00ポイント安(-0.35%)の2525.97で取引を終了した。2546.14から2502.38まで下落した。

前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、終盤に下げ幅をやや縮小させた。原油先物価格の暴落が警戒され、ウエートの高い資源銘柄に売りが集中。また、取引時間内の米株式市場の下落も足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。追加の景気対策への期待などが好感された。

【インド】SENSEX指数 31648.00 +0.19%
20日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比59.28ポイント高(+0.19%)の31648.00、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同4.90ポイント安(-0.05%)の9261.85で取引を終えた。

買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。インド準備銀行(中央銀行)が市場に流動性を供給するとの観測が好感された。景気の急悪化観測を受け、準備銀が一段の流動性供給を計画していると報じられている。また、2021年度のインド経済がV字型で回復するとの見通しも指数をサポートした。

【中国本土】上海総合指数 2852.55 +0.50%
週明け20日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比14.06ポイント高(+0.50%)の2852.55ポイントと3日続伸した。約5週ぶりの高値水準を切り上げている。

中国の政策に期待感。17日に開催された中央政治局会議では、金融緩和と積極財政を継続する方針が確認された。また、中国人民銀行(中央銀行)は20日朝方、事実上の貸出基準金利「ローンプライムレート(LPR)」を事前予想の通り引き下げた。
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