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ソケッツ—感性メタデータの提供で、人と作品とをつなぐ「共感連鎖」のプラットフォーマーを目指す

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データベース・サービスカンパニーとして「人の想像力をつなぐ」ことをビジョンに掲げるソケッツ<3634>—。
「人の想像力をかき立てるのは、『音楽』や『映画』、『本』であり、それを創り出した『人』だと思います。
人生の中で、好きな人や音楽、映画や本と過ごす時間は貴重なものです。当社は、そうした出会いを作りたいという思いから創業した会社です」と語るのは浦部 浩司(うらべ こうじ)社長だ。

原体験は高校生の頃テレビで見た「ライヴエイド(LIVE AID)」だった。1985年、1人のミュージシャンの「1億人の飢餓を救おう」という呼びかけに賛同した多くのアーティスト達が、英国のウェンブリースタジアムに集まった。20世紀最大のチャリティーライブの光景は今でも瞼の裏に焼き付いている。「音楽は世界中の人々を共感で結び付けることができる。そのとき、いつか自分は創り手と聴き手を結びつける仕事がしたいと思ったんです」
創業以来、社訓はLove×Communication=Peace。2000年に設立されたメディアソケットが同社の母体だ。2001年に携帯電話の着信メロディサービスをKDDIに提供したのをきっかけに、2006年に資本業務提携し、翌年には「LISMO Music Search」という音楽に特化した検索の仕組みの提供を開始した。

現在では、音楽から映画、書籍、また美容、旅行、食品、飲料までデータベースの範囲を拡大し、エンターテインメント作品を中心としたレコメンデーションのための技術やデータをLINE MUSIC、Hulu、KDDI、NTT、レコチョク、楽天、yahoo!、資生堂等大手企業に提供している。同社オリジナルの感性メタデータは、人が作品や商品のどの部分に感動したり共感したりしているかを、最小限の単位(言葉など)に分解し、そのパターンや概念の近さを分析したもの。単なるアルゴリズムによるレコメンデーション機能とは異なり、より個人の潜在意識のニーズに働きかけ、新たな作品や商品との出会いを演出するものだ。マーケティングがよりパーソナルになるに従い、そのニーズは増している。

折しも、世界は、新型コロナウイルスが猛威を振るい「Stay home」が叫ばれる状況となり、音楽は「不要不急」のものとされ、ライブのような祝祭空間の共有は忌避されるべきものとなった。
「人々は今つながりを求める一方で、より内省的になっていると思うんです。こういう時こそ、新しい作品と出会って自分自身を見つめ直す機会になってほしい。その一助となるためにも、まずは、今の事業をしっかりと進めていきます」
そう語る浦部社長の目は、「ライヴエイド」を見たときの高校生のように輝いていた。



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