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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、下値を拾う動きも活発

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【ブラジル】ボベスパ指数 80687.15 +2.17%
休み明けとなる22日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1714.39ポイント高(+2.17%)の80687.15で取引を終了した。78972.8から81183.7まで上昇した。

横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油価格の反発も資源セクターの物色手掛かり。このほか、米上院を通過した中小企業追加救済策は、明日にも米下院で採決され成立するとの見通しを受け、米景気の早期回復期待がやや高まった。

【ロシア】MICEX指数 2573.41 +3.43%
22日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比85.39ポイント高(+3.43%)の2573.41で取引を終了した。2471.23から2584.68まで上昇した。

小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ブレント原油先物が2ケタ上昇したことが好感され、資源銘柄を中心に買い戻しが広がった。また、欧州市場の上昇や取引時間中に米株高なども投資家の不安心理を後退させた。

【インド】SENSEX指数 31379.55 +2.42%
22日のインドSENSEX指数は反発。前日比742.84ポイント高(+2.42%)の31379.55、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同205.85ポイント高(+2.29%)の9187.30で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インド準備銀行(中央銀行)がスタンディング・デポジット・ファシリティ(SDF)を通じて市場に流動性を供給する計画を示したことが好感された。また、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発となった。

【中国本土】上海総合指数 2843.98 +0.60%
22日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比16.97ポイント高(+0.60%)の2843.98ポイントと反発した。

新型コロナウイルス感染拡大の警戒感が薄らぐ流れ。国家衛生健康委員会が21日に開いた会見では、コロナ感染者の回復率は足元で94%以上に達した。また、当局が発表した最新データによれば、22日午前ゼロ時時点で、新たな死亡者は前日に続き確認されていない。各地で経済活動の再開が進むなか、景気回復の期待も高まる状況だ。新型コロナ感染拡大の発端となった湖北省武漢市では、地下鉄・バスの公共交通機関が22日から全面再開されている。また、中国外交部の耿爽報道官は21日、ビジネスを目的とする入国に関し、新型コロナウイルス対策としての規制を緩和する方向で一部国家と協議を進めていると報告した。
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