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米国株見通し:弱含みか、米経済の早期再開に期待も週末の売り

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(16時50分現在)

S&P500先物     2,777.62(-3.13)
ナスダック100先物   8,568.62(-30.13)



グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は10ドル安。欧州株安も波及する見通しで、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。


23日の取引で主要3指数はまちまち。ダウは39ドル高で取引を終えたが、S&Pとナスダックは下落。原油相場は落ち着きを取り戻し、この日はNY原油先物(WTI)が上昇基調を維持したことから、エネルギー関連株を中心に買いが先行した。ただ、新型コロナ治療薬の開発に期待が高まっていたバイオ製薬メーカーのギリアド・サイエンシズによる臨床試験は失敗と報じられ、買い意欲は後退した。


本日の取引も、引き続き方向感が出にくい見通し。23日に発表された新規失業保険申請件数は予想を下回ったものの、記録的な高水準は続き雇用情勢の悪化は深刻している。トランプ政権は経済活動再開に向けた指針を示したが、米国での新型コロナウイルスの感染による死者は5万人に達し、早期正常化への期待は一進一退。今晩は週末に伴う調整の売りが見込まれ、指数を下押しする場面もありそうだ。なお、決算発表のグッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバーやアメリカン・エキスプレスが注目される。




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