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後場の日経平均は11円高でスタート、任天堂や東エレクなどが堅調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19631.10;+11.75
TOPIX;1426.78;-4.48

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比11.75円高の19631.10円と前引けから一転、プラス圏に浮上して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は19550円-19660円のレンジでじり高での推移。アジア市場は高安まちまち。前場の日経平均が下げ渋り、じり高となった流れを受けて、後場の日経平均はプラス転換して取引を開始した。ただ、その後はやや上げ幅を縮小する動きもみられ、前週末終値を挟んだ水準での攻防となっている。

 セクターでは、空運業、保険業、陸運業が下落率上位となっている一方、鉱業、精密機器、金属製品などが上昇率上位となっている。個別では、東証1部売買代金トップのソフトバンクG<9984>が下落しているほか、武田薬<4502>、OLC<4661>、東京海上<8766>などが軟調。とりわけJAL<9201>やANA<9202>は6%前後の下落と目立っている。その他売買代金上位ではファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>などがさえない。他方、東エレク<8035>、キーエンス<6861>、村田製<6981>といったハイテク株や、ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」の好調が伝わった任天堂<7974>は堅調推移となっている。
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