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サイバーコム—1Q増収・2ケタ増益、ソフトウェア開発事業・サービス事業ともに好調に推移

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サイバーコム<3852>は11日、2020年12月期第1四半期(20年1月-3月)決算を発表した。売上高が前年同期比4.3%増の34.83億円、営業利益が同18.4%増の3.14億円、経常利益が同20.4%増の3.21億円、四半期純利益が同18.7%増の2.17億円となった。

主力のソフトウェア開発事業の売上高は前年同期比1.5%増の27.62億円、営業利益は同2.6%増の4.32億円となった。ソフトウェア開発事業は、通信ソフトウェア開発における通信機器開発案件、制御ソフトウェア開発における機械制御系システム開発案件と制御用アプリ開発案件が減少となったが、業務ソフトウェア開発において生保向けシステムの大型案件継続に加え、企業向け業務システム、医療関連システム等の開発案件が好調に推移した。

サービス事業の売上高は前年同期比17.5%増の7.07億円、営業利益は同30.4%増の1.06億円となった。SIサービス(構築・保守・運用・評価検証サービス)は、社会インフラ及び金融系を中心とした仮想化、クラウドへの移行案件、サイバーセキュリティ対策案件やネットワーク構築案件が好調に推移しており、第5世代移動通信(5G)の基地局検証案件については好調に推移した。自社プロダクトである「Cyber Smart」シリーズ製品は、IP-PBX案件、クラウドサービスや年間保守の増加により堅調に推移した。また、クラウドVPNサービスである「楽々セキュアコネクト」は、「テレワーク応援キャンペーン」の効果に加え、新型コロナウイルス感染症対策として新規でテレワーク環境を構築したい顧客から多くの引合いを得ている。

2020年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比7.4%増の150.00億円、営業利益が同7.2%増の8.00億円、経常利益が同6.5%増の8.00億円、当期純利益が同3.5%減の5.40億円とする直近の計画を据え置いている。


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