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イー・ガーディアン—2Qは2ケタ増収・増益、ソーシャルサポート及びアド・プロセスが好調

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イー・ガーディアン<6050>は11日、2020年9月期第2四半期(19年10月-20年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.2%増の37.38億円、営業利益が同9.6%増の6.31億円、経常利益が同7.7%増の6.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同9.6%増の4.31億円となった。

ソーシャルサポートの売上高は前年同期比28.8%増の14.72億円となった。成長を続けるソーシャルWebサービスにおいて、監視・CSだけではなく、運用や分析といった多種多様な新サービスの展開や既存顧客への深耕営業に注力した。加えて、蓄積したノウハウを横展開することで、キャッシュレス決済、シェアリング、エデュテック等の成長市場において売上を拡大した。

ゲームサポートの売上高は前年同期比1.6%減の12.66億円となった。豊富な運用実績とノウハウの蓄積により既存顧客との関係の強化を目指すと同時に、デバッグを提供するEGテスティングサービスと連携したサービスの提供、日本市場に参入する中国系及び韓国系を中心とした海外ゲーム企業の多言語カスタマーサポートの受注に注力した。また、クラウドゲームトータルサポートの提供を開始した。

アド・プロセスの売上高は前年同期比10.7%増の4.72億円となった。既存の広告審査業務だけでなく、広告枠管理から入稿管理、広告ライティング等の提供サービスの拡大に注力するとともに、派遣・常駐型業務と同社センター業務を組み合わせた運用に加え、自社開発したRPAの活用により競合他社との差別化を図り、既存顧客への深耕営業を目指した。また、広告人材育成プロジェクトを推進した。

その他の売上高は前年同期比46.8%増の5.27億円となった。サイバーセキュリティ分野は、グレスアベイルが国内初のコンテナ型WEBセキュリティファイアウォールである「GUARDIAX」を開発した。また、電子デバイス等のハードウェアに対するデバッグ事業は、EGテスティングサービスが、ソフトウェアのデバッグ事業とシナジーを発揮し、既存顧客への深耕営業や新規開拓を図り、シェア拡大を目指した。

2020年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.2%増の74.00億円、営業利益が同2.9%増の12.01億円、経常利益が同1.6%増の12.21億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.2%増の8.50億円とする期初計画を据え置いている。


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