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日経VI概況:大幅に上昇、景気後退懸念の高まりで225先物20000円割れ

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14日、前日比+5.30pt(上昇率18.18%)の34.45ptと大幅に上昇した。なお、高値は34.45pt、安値は30.89pt。前日の米国市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が長期にわたる景気後退の可能性を示したことや署名投資家テッパー氏による「市場は過大評価されている」との見解をきっかけに市場心理が悪化し株価指数は大きく続落。この流れを受けて225先物も200円近い下げ幅で下落スタートを切った。その後、思いのほか底堅さをみせていた225先物が節目の20000円を割り込むと取引終了にかけて急速に売りが膨らんだ。下値不安の高まりを受けてプットも大きく買い進まれ、日経VIは大きく上昇となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。


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