fbpx

マザーズ先物見通し:底堅い展開か

マネーボイス 必読の記事



本日のマザーズ先物は、底堅い展開が想定される。先週末15日に発表された米国の4月の小売売上高や鉱工業生産は、前月からの下げ幅がいずれも過去最大となった半面、ミシガン大学が発表した5月の消費者景況感指数は前月から改善し、市場予想を上回った。また、原油先物市場でWTIの期近物が一時2カ月ぶりの高値を付けた。これらを受けて15日のNYダウは小幅に続伸した。一方、米商務省はこの日、中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)に対する輸出禁止措置を強化すると発し、中国側も対抗措置として、アップルへの制裁や、ボーイングの航空機の購入停止などで応じる用意があると報じられた。市場では「米中両国の対立激化に対する警戒感が東京市場全体を圧迫する要因になりそうだ」との指摘もあり、積極的に買い上がる雰囲気にはつながらないと想定される。ただ、主要企業の決算発表がピークを過ぎたことから、「個人投資家の関心は再び値幅の取れる中小型株に向かう可能性がある」との声もある。このため、テレワーク関連などに投資資金が向かい、マザーズ市場全般は底堅い展開が予想される。上値のメドは830.0pt、下値のメド800.0ptとする。
いま読まれてます

記事提供:
元記事を読む

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー