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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、欧米市場の上昇が好感

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【ブラジル】ボベスパ指数 81194.29 +4.69%
18日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比3637.67ポイント高(+4.69%)の81194.29で取引を終了した。77571.4から81420.4まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。欧米市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。米国における新型コロナウイルスのワクチン開発で一段の進展がみられたことも買い安心感を与えた。このほか、原油高や各国が相次いで大型景気対策を打ち出していることが景気の回復期待を高めた。

【ロシア】MICEX指数 2694.25 +3.87%
18日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比100.34ポイント高(+3.87%)の2694.25で取引を終了した。2623.61から2694.25まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ブレント原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、欧州市場の上昇も買い安心感を与えた。国内では、大型景気対策への期待が高まっていることがサポート材料。国内メディアによると、新型コロナウイルスの景気対策として、政府は総額7兆ループル(約10兆2900億円)を拠出し、ソーシャルワーカーの給与補助金に割り当てる予定だという。

【インド】SENSEX指数 30028.98 -3.44%
18日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比1068.75ポイント安(-3.44%)の30028.98、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同313.60ポイント安(-3.43%)の8823.25で取引を終えた。

終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。景気の急悪化懸念が高まっていることが警戒された。ゴールドマン・サックス証券(GS)は最新リポートで、4-6月期のインド成長率について、前期比でマイナス45%に落ち込む恐れがあるとの見方を示した。また、首都デリーの個人収入について、ロックダウン(都市封鎖)期間は57%減少するとの予想も、個人消費の大幅落ち込み懸念を強めた。

【中国本土】上海総合指数 2875.42 +0.24%
週明け18日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比6.96ポイント高(+0.24%)の2875.42ポイントと3日ぶりに反発した。

中国の政策期待が相場を支える流れ。今週22日には、今年の政策運営や経済成長率などの目標を示す中国の最重要会議、全国人民代表委員会(全人代、国会に相当)が開幕する。また、中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は16日付の共産党機関誌に寄稿した文章の中で、金融政策支援を強化する考えを示した。米中対立の警戒感で朝方は売られる場面がみられたものの、指数は程なくプラスに転じている。
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