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今日の為替市場ポイント:米中対立の継続を警戒して円売り抑制も

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22日のドル・円は、東京市場では107円76銭から107円32銭まで下落。欧米市場でドルは107円42銭から107円65銭まで反発し、107円62銭で取引終了。

本日25日のドル・円は、107円台で推移か。米国と中国の対立継続を警戒して、リスク選好的な円売りは引き続き抑制される見込み。

報道によると、中国の李克強首相は22日開幕した全国人民代表大会(全人代)で行った政治活動報告で、2020年の国内総生産(GDP)目標に言及しなかった。李首相は、「経済を支援するため、支出と資金調達を拡大する」との方針を表明した。関係者によると、中国がGDPの成長目標を設定しないのは、1990年以降では初めてのケース。今年1-3月期の経済成長率は前年同期比-6.8%に落ち込み、4-6月期はプラス成長が期待されている。しかしながら、世界経済のすみやかな回復への期待は低下しており、米中関係の今後を巡る不確実性は高まっていることから、中国政府は経済成長の目標を設定することは困難であると判断したとみられる。

なお、24日に中国による統制強化の動きに抗議するデモが香港で行われ、警察とデモ隊は衝突した。香港の社会統制を強める「国家安全法」の導入に向け、全人代で法案の審議が始まっている。米国などは極めて批判的だが、法案審議後に成立する可能性は高いとみられており、米中対立は新たなステージに移行する可能性がある。


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