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25日の中国本土市場概況:上海総合0.2%高で4日ぶり反発、食品飲料セクターに買い

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週明け25日の中国本土市場は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比4.20ポイント(0.15%)高の2817.97ポイントと4日ぶりに反発した(上海A株指数は0.15%高の2953.65ポイント)。

中国の政策に期待感が先行する流れ。全国人民代表委員会(全人代、国会に相当)の開幕初日(22日)には、一連の経済政策が公表された。具体的な政策の動きは、これから徐々に出てくるとみられている。景気持ち直しの期待も高まった。新型コロナウイルス流行で停滞していた経済活動は、中国各地で回復が本格化している。中国首都の北京市では24日、新型肺炎の流行中心地、湖北省武漢市に向けて旅客機が飛び立った。

ただ、指数は前営業日終値を挟み一進一退するなど、全体としては方向感を欠く展開。米中対立の悪化懸念が重しとなっている。オブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)は24日、中国政府が社会統制を強める「香港版国家安全法」を施行した場合、米国で2019年11月末に成立した「香港人権・民主主義法案」に基づいて中国に対する制裁を科す可能性があると述べた。

業種別では、食品飲料株が高い。大手乳製品メーカーの光明乳業(600597/SH)が8.9%、白酒(中国の蒸留酒)メーカー最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.6%、醤油メーカーの海天味業(603288/SH)が2.4%ずつ上昇した。光明乳業など乳製品各社に関しては、「全人代に出席している複数の乳業関係者が国家備蓄や減税など、業界向けの支援策を要請した」と伝えられている。医薬品株、不動産株、公益株、銀行株や自動車株の一角も買われた。

半面、ハイテク株はさえない。スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)が4.2%安、半導体組立・検査で中国トップの江蘇長電科技(600584/SH)が4.1%安、IC設計の上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が2.8%安で引けた。資源・素材株、保険株も売られている。

一方、外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が3.43ポイント(1.71%)高の204.10ポイント、深センB株指数が6.41ポイント(0.75%)高の859.58ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)


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