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マザーズ先物見通し:外部環境の不安定感から売り先行か

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 本日のマザーズ先物は、前日の米国株安など外部環境の不安定感から売りが先行して始まりそうだ。前日の米国市場は、新型コロナウイルスの感染拡大で事実上停止していた経済活動を再開する動きが全米で拡大するなか、NYダウは買いが先行して始まった。ただ、「トランプ米大統領が29日に対中関連で記者会見する」と米メディアが報じると、米中関係の悪化懸念から幅広い銘柄が売られ、NYダウは前日比147ドル安のマイナスに転じた。シカゴの日経225先物も前日の大阪取引所の終値に比べ115円下落しており、日経平均も反落スタートが想定されるだけに、マザーズ先物にも売りが波及しそうだ。また、円相場は1ドル=107円台後半とやや円高気味に振れているほか、このところの上昇ピッチが速く週末、月末が重なることもあり、持ち高調整の売りが膨らむ場面も想定される。ただ、個人投資家の中小型株人気は続いているだけに、市場では「個人の投資余力は以前に比べ増加しているだけに、押し目を拾う動きが出てくる可能性もある」との声も聞かれ、下げが限定的にとどまることも予想されよう。上値のメドは940.0pt、下値のメドは920.0ptとする。
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