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東京金概況:下落、金を取り巻く市場環境に変化なく方向感欠く

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TOCOM金 21年4月限・日中取引終値:6014円(前日日中取引終値↓6円)

・推移レンジ:高値6024円-安値6008円

2日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は下落。東京金先物を取り巻く市場環境は昨日までと大きな変化はなかった。株価上昇が継続していることは東京金先物の売り要因となるが、株価の高値警戒感が強く、リスク回避目的の金先物需要は継続している。米国での黒人死亡事件への抗議デモ拡大や、米中対立の激化などのリスク回避も東京金先物価格の押し上げ要因となったが、東京金先物価格は最高値近辺にあり、利益確定の売りも出やすく上値が抑えられた。こうした状況が続いており、本日の東京金先物は方向感を欠く動きに終始した。

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