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日経VI:低下、株価の高値警戒感強く下値は限定的

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は2日、前日比-0.32pt(下落率-1.16%)の27.28ptと低下した。なお、高値は27.71pt、安値は27.08pt。この日の東京市場では、米株式市場の堅調地合いを引き継ぎいで日経平均は上昇して始まった後、上げ幅を拡大。高値では22400円を超える場面もみられた。日経VIは寄り付きこそ高くはじまったが、その後は強含む日経平均を背景に終日、マイナス圏で推移し方向感を欠く展開となった。日経平均は後場も上げ幅を拡大したが、引き続き高値警戒感も強く、また、米国での抗議デモ拡大や米中対立の激化などに対する懸念も強く、日経VIの下げ幅は限定的だった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。



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