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Jストリーム Research Memo(4):インターネット動画配信のインフラを提供(2)

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■事業内容

(3) ライブ配信
撮影から運用、配信まで、Jストリーム<4308>はプロフェッショナルなライブ配信サービスを提供している。配信技術の進歩を背景に、株主総会・IRイベント、専門セミナー、スポーツ・コンサート、プロモーション、社内情報共有・研修など、インターネットを利用したライブ配信の活用範囲が急速に拡大している。また、モバイル端末の普及で視聴者が情報にアクセスする場所を気にしなくなったことも、ライブ配信の活用を後押ししている。しかし、「失敗できない生放送」であるライブ配信を確実に成功させるには、現場での回線や機材の準備、ミスのないオペレーション、街頭ビジョンからスマートフォン、2DからVR(仮想現実)/360度動画までの多様な様式への対応、そして安定した配信ネットワークが必要である。特に現場での対応力は、他社にない同社ならではの魅力と言える。

同社は現場で使用するカメラやエンコーダーなどの機材、ライブ専門のディレクターやエンジニア、撮影クルー、ネットワーク技術者といったリソースを、ニーズに合わせ最適な構成にカスタマイズしてトータルで提供、また企画演出やライブイベントの進行などのサポートも行っている。このほか、アンケートや掲示板などを利用したイベント最中の視聴者とのコミュニケーション機能、ライブチャットなど視聴者の反応をリアルタイムに可視化する機能、追いかけ再生、スライド連携、セキュリティ、決済等々、顧客や視聴者にとって便利な機能を満載している。もちろん「撮影のみ」や「配信のみ」など、必要な機能を単独で提供することも可能である。このようなノウハウや技術力、現場対応力は、総合力となって非常に高い優位性を発揮している。このため同社のライブ配信は好評で、年間1,800件以上の実績を誇っている。

最近では企業のテレワーク化が進み、Web会議が急速に普及している。

同社では代理販売を通じ「双方向ライブ(Web会議)」のサービスも提供している。ただし同社が独自のサービスとして実施する「ライブ配信サービス」の基本構成は、比較的少数の出席者が等しく発言する“Web会議”とは異なり、中心となる講演者が存在し、講演者と多数の講演視聴者がチャットや掲示板を通じて質疑応答を行うような“Web講演会”に適している。同社の「ライブ配信サービス」と「双方向ライブ(Web会議)」はコミュニケーションの形態によって使い分けることができるようになっている。

(4) その他のサービス
同社は、動画eラーニングやコンテンツ保護・DRM、動画広告などのサービスも提供している。「J-Streamミテシル」は、動画を取り入れた学習・情報伝達を手頃な費用で手軽に始められるeラーニングサービスで、LMS(Learning Management System:eラーニング管理システム)の基本機能を始め、動画プレイヤーや視聴状況の確認、メールでの一斉連絡や修了証の発行といった運営支援機能も備えている。また、コンテンツ保護・DRM関連サービスでは、スマートフォン向け音楽・動画配信におけるアクセス制限や不正コピー対策ができる「SecureCast Plus」、ユーザー認証やコンテンツ視聴ログの機能が付いた認証・セキュリティサービス、海外からのアクセスを制限する国内外判別サービスなども提供している。広告関連サービスでは、広告の企画制作を始め、コンテンツマーケティングの支援、動画アドネットワーク「MovieAD」の提供などを行っている。なかでも「MovieAD」のコンテンツシンジケーションはユニークなサービスで、広告挿入可能な動画コンテンツをコンテンツホルダーから調達し、「MovieAD」を経由してパートナーメディアに配信(シンジケーション)することができる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)


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