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プロネクサス Research Memo(4):配当性向40%以上を基準に安定配当を実施

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■株主還元

プロネクサス<7893>の配当金については、2020年3月期が年間30円、2021年3月期は記念配2円を含む32円とする考え。配当性向は、2017年3月期が38.6%、2018年3月期は42.2%、2019年3月期は42.1%、2020年3月期は44.5%となり40%を超している。会社側では40%以上を基準と考えており、安定配当を実施していく。

連結貸借対照表上で、2020年3月末現在、現金及び預金は11,321百万円で、企業規模から見るとキャッシュリッチ企業と言えるがM&Aや設備投資、株主還元などに努める考えだ。


■情報セキュリティ対策

同社は、上場企業に関する各種情報を幅広く扱っているが、なかでも開示前情報は株価に大きな影響を及ぼすため、情報の厳重な管理が求められている。外部からアタックされないようインフラを整える一方、セキュリティに関する社員教育を徹底。社員教育の一環として、抜き打ちでスパムメールを送る社内訓練を実施するなど、社員の意識の向上に努めている。システムの更新については、第三者による評価も実施。それとともに、バックアップ態勢も万全とし、顧客から安心して発注してもらえるように、ハードとソフトの両面でハイレベルな対応をしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野文也)

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