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新興市場銘柄ダイジェスト:キャリアは急騰、医学生物が大幅反発

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<4583> カイオム 388 -14
抗体作製技術ヒトADLibシステムに関連した特許(ヒト抗体を産生する細胞に関する特許)について、日本での査定通知を受領したと発表。ADLibシステムは、ニワトリDT40細胞の抗体遺伝子の組換え活性化で抗体を作製する技術。治療薬や診断薬の候補抗体の作製が迅速であるなどの特長を持つ。今回の特許は、欧州・米国・中国でも審査係属中という。なお、同社株価は朝高後マイナスに転じた。

<4557> 医学生物 3995 +175
大幅反発。自社が製造販売する新型コロナウイルスの検出キット「MEBRIGHT SARS-CoV-2キット」が唾液検査でも使用可能になったと発表している。同キットは5月21日に製造販売承認を取得した体外診断用医薬品。これまでは鼻咽頭拭い液や喀痰を用いた検査が承認されていた。使用目的の変更申請が認められたことを受け、キットの需要が高まるとの期待が先行した。

<4667> アイサンテクノ 1997 +65
大幅に4日ぶり反発。トヨタ自動車<7203>グループのトヨタマップマスター(名古屋市)とソフトウェアの研究・開発を手掛ける三英技研(広島市)とともに5月7日に走行軌道生成装置、走行軌道生成方法、走行軌道生成プログラムのほか、記録媒体の特許を取得したと発表している。特許取得で自動運転システムの実用化が進展しているとの期待が高まり、投資資金が流入しているようだ。

<4978> リプロセル 461 +17
反発。新型コロナウイルスのワクチンや治療法、検査法の開発に用いる研究用生体試料サンプルの供給を開始すると発表している。感染者や非感染者から採取した血漿・血清サンプル(血液の液体成分)を供給する。また、連結子会社のREPROCELL Europeが英スコットランド政府からコロナ禍での中小企業の事業活動サポートを目的とする10万8714ポンド(約14.59億円)の補助金を交付されることが決まった。

<6198> キャリア 363 +45
急騰。シニアの生活習慣や行動特性に関するデータを使い、新たな働き方の提案とシニア向けサービス開発のための共同研究を東京大学と開始したと発表している。キャリアが持つシニア就労に関するノウハウやシニアの生活習慣、行動ログ、介護記録、インターネット利用ログなどのデータを活用し、認知機能の測定や将来予測、予防可能性などを検証する。また、これらを実現するAIや統計的解析手法の開発を目指す。
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