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日経VI:上昇、株価の急ピッチでの上昇に警戒感

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は3日、前日比+0.10pt(上昇率+0.37%)の27.38ptと上昇した。なお、高値は28.67pt、安値は27.27pt。前日の米国市場の堅調な流れを引き継ぎ、225先物は朝方から400円超値を上げ、22830円まで上伸する場面があった。こうした急ピッチな株高に対する高値警戒感もあり、日経VIは低下せずに前日終値近辺で始まり、その後も上げ幅を拡大する場面がみられた。ただ、225先物がやや伸び悩むに伴い、高値警戒感が薄らいだのか、日経VIは上げ幅を縮小していった。それでも、米国での抗議デモや米中対立の激化、東京での新型コロナ感染者数再拡大の気配など警戒材料も多く、結局、小幅ながらも前日比で上昇となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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