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3日の香港市場概況:ハンセン1.4%高で3日続伸、原油高でCNOOC4.6%上昇

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3日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比329.68ポイント(1.37%)高の24325.62ポイントと3日続伸し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が91.28ポイント(0.92%)高の9967.53ポイントと4日続伸した。売買代金は1394億5300万香港ドルにやや拡大している(2日は1140億2900万香港ドル)。

世界的な経済活動再開、各国の経済対策に対する期待感が強まるなか、昨夜の欧米株市場が軒並み上昇した好調地合いを継いだ。米中貿易問題の過度な警戒感が後退したこともプラス。米メディアは2日、「米国の輸出業者は中国の国有企業向けに大豆販売した」と伝えている。一部メディアは前日、「中国政府は国営企業に対し、大豆や豚肉など一部農産品の輸入停止を指示した」と報道していた。また、米通商代表部(USTR)は2日、中国から輸入する一部工業製品に課す制裁関税について、適用除外の措置を年末まで延長する方針を明らかにしている。

ハンセン指数の構成銘柄では、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が4.6%高、生命保険業務のAIAグループ(1299/HK)が3.9%高、石油・化学大手の中国石油化工(サイノペック:386/HK)が3.5%高と上げが目立った。

セクター別では、石油生産・化工や掘削、石炭、天然ガスなどエネルギー関連が高い。上記した中国海洋石油と中国石油化工のほか、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が3.0%、中国石化上海石化(サイノペック上海石化:338/HK)が2.6%、中海油田服務(2883/HK)が7.0%、中国中煤能源(1898/HK)が2.1%、昆侖能源(クンルン・エナジー:135/HK)が4.3%ずつ上昇した。原油高が追い風。昨夜のWTI原油先物は、主要産油国が協調減産を延長するとの観測で急反発し、一時は約3カ月ぶりの高値を付けた。日本時間3日の時間外取引でも続伸で推移している。

本土系の保険セクターもしっかり。中国人民財産保険(PICC:2328/HK)が3.4%高、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が2.7%高、中国太平洋保険集団(2601/HK)が2.1%高、中国平安保険(2318/HK)が2.0%高で引けた。

中国自動車セクターも物色される。北京汽車(1958/HK)が6.9%高、広州汽車集団(2238/HK)が4.5%高、吉利汽車HD(175/HK)が3.4%高、華晨中国汽車HD(1114/HK)が3.1%高、長城汽車(2333/HK)が3.0%高、東風汽車集団(489/HK)が2.7%高と値を上げた。中国汽車工業協会は2日、5月の新車販売台数が2カ月連続で前年同月の実績を上回るとの見通しを発表している。

一方、本土市場は小幅に5日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.07%高の2923.37ポイントで取引を終えた。医薬品株が高い。自動車株、険株、テレワーク関連株、エネルギー株、空運株なども買われた。半面、消費関連株の一角は安い。非鉄株、ハイテク株、不動産株も売られた。

亜州リサーチ(株)



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