NY外為市場ではリスク選好の動きが加速した。朝方発表された米国5月ADP雇用統計が4月の過去最悪の水準から予想以上に回復したため、パンデミックリセッションが終了したとの楽観的見方も広がったようだ。
ドル・円は108円50銭から108円98銭まで上昇し2カ月ぶり高値を更新した。ユーロ・円は122円52銭まで上昇し1月17日以降5カ月ぶり高値を更新。ユーロ・ドルは1.1187ドルから1.1251ドルまで上昇し3月12日来の高値を更新した。
米国株式相場も上げ幅を拡大。ダウ平均株価は415ドル高で推移した。米10年債利回りは0.7%から0.77%まで上昇し4月13日来の高水準となった。
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