3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円50銭から108円98銭まで上昇し、108円91銭で引けた。朝方発表された米国の5月ADP雇用統計で雇用者数の減少幅は予想を下回った。その後発表された5月ISM非製造業景況指数は市場予想を上回っており、ウイルスパンデミックによる景気後退は間もなく終了し、V字型回復への期待が浮上した。米債利回りの上昇に伴うドル買いやリスク選好の円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1186ドルから1.1257ドルまで上昇し、1.1233ドルで引けた。ユーロ・円は121円46銭から122円62銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2554ドルから1.2615ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9648フランから0.9609フランまで下落した。
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