皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は6月3日のNY金についてのレポートをご紹介します。
陳さんはまず3日のNY金について、『新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた景気が回復に向かうことへの期待感を背景に続落した。1704.80ドル(−29.20)』と伝えています。『米国では、新型コロナの感染拡大で停滞した経済活動を再開する動きが続いている。最大都市NY市でも8日から、段階的な再開に踏み出す見通し』とのことです。
5月米ISM非製造業景況指数(NMI)は、『45.4と前月の41.8より改善した』ようです。また、5月ADP全米雇用報告では、『非農業部門民間就業者数が前月比276万人減と、4月(1955万7000人減)から減少幅が大きく縮小。市場予想の900万人減も大幅に上回った』と伝えています。
金が売りを強めた背景については、『景気の立ち直りが期待されNYダウが上昇したため、安全資産である金は売りが強まり一時1700ドルを割り込んだ』と説明しているほか、『エスパー米国防長官が、全米各地に飛び火した人種差別への抗議デモが暴動に発展している問題について、連邦軍を動員して鎮圧に当たらせることに反対の立場を示したことも国内リスクを低減させたようだ』と分析しています。一方、『世界的な金融緩和策は利子を産まない金にとっては長期的なサポート要因』であるとしています。
ちなみに、金ETFは『3日時点で1133.37トン。前日比+4.09トン』とのことで、『年初から26.9%増』だったようです。
参考にしてみてください。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月4日付「6月3日海外市況」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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