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NY株式:NYダウ11ドル高、雇用市場の速やかな改善期待が後退

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米国株式相場はまちまち。ダウ平均は11.93ドル高の26281.82ドル、ナスダックは67.10ポイント安の9615.81ポイントで取引を終了した。米国の失業保険継続受給者数が予想外に増加したため雇用市場の速やかな改善期待が後退、失望感から売りが先行。その後は前日終値を挟んで終始もみ合う展開となった。セクター別では、銀行や保険が上昇した一方、公益事業や不動産が下落した。


大手航空会社アメリカン航空(AAL)は需要の回復に伴い、7月の増便を発表し急伸。同業のデルタ航空(DAL)や航空機メーカーのボーイング(BA)も堅調推移となった。ラスベガスのカジノホテル営業再開で、MGMリゾート(MGM)などカジノ関連株が上昇した。オンライン証券会社のチャールズシュウェブ(SCHW)によるTDアメリトレード(AMTD)買収を米当局が承認し、両社とも急伸。一方で、食品メーカーのJMスマッカー(SJM)は四半期決算で一株利益が予想を上回ったものの、21年度の悲観的見通しが嫌気され下落。


AI(人工知能)を活用した販促支援ソフトなどのズームインフォ(ZI)は、4日ナスダックに上場、IPO価格21ドルのほぼ倍に跳ね上がるなど、ウイルスパンデミック後初となるハイテクの上場は、好調な結果となった。




Horiko Capital Management LLC


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