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ECBによる大規模追加支援は世界経済の再起動に寄与するか

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 欧州中央銀行(ECB)は4日に開いた理事会で、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い入れ規模を6000億ユーロ増額すること、買い入れ期間を当初予定から6カ月延長することを決定した。報道によると、買い入れ規模の拡大についてドイツとフランスは小規模の拡大を提案したもようだ。買い入れ規模の増額幅については、5000億ユーロから7500億ユーロの範囲で議論されたようだ。買い入れ額は大方の市場予想を上回る規模に拡大されており、ドイツやフランスはこれを了解したことになる。

 なお、ドイツ連立政権は1300億ユーロ規模の景気刺激策で合意しており、一時的な消費税減税が実施される。ドイツによる積極的な財政支出は世界経済の再起動に寄与するとの見方も出ているが、市場関係者は財政出動を巡る日本の新たな対応に注目している。
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