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ODKソリューションズ—「議決権行使優待制度」を導入

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ODKソリューションズ<3839>は、本年より4月30日に発表した株主優待制度に加え、「議決権行使優待制度」を導入する。
同社は新型コロナ感染拡大の影響を鑑み、6月24日(水)に開催予定の定時株主総会については、株主に対して可能な限り来場を避け書面での議決権行使を呼びかける方針である。それにともない、「議決権行使優待制度」を導入する。定時株主総会において議決権行使を有する株主に対し、その議決権の行使に応じてクオカードを贈答する制度である。なお、クオカードの金額は議決権の数に関わらず一律金 500 円相当を予定している。議決権行使期限は 6 月 23 日(火)17 時到着までとする。
コロナウイルス禍を背景とする株主総会対応として導入を決定したものだが、次年度以降の継続も予定しており、「議決権行使優待制度」による個人株主の増加もはかる意向である。

同社は、この度の株主還元策の拡充に限らず、近年、新たな取組みが活発化している。その最たるものが、東証二部へ市場変更である。
また、4月30日に発表した新たな中期経営計画における基本方針を「データビジネスによる新たな価値の創造」と発表。その達成に向けた基本戦略を、「各事業領域における提供サービスの拡充」や「保有するデータ量・種類の拡大」とする等、データビジネスの本格提供に向けて大きく舵を切りだした。
これまで同社は「機密性の高い大量のデータ処理」を強みとしてきた。教育・金融・医療と、機密性の高いデータを安心・安全に処理することが求められる分野で“データ処理”ノウハウを蓄積。
今後は、ビジネスをスマートにつなぐ“データ活用”の世界での活躍に期待したい。



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