9日午前の東京市場でドル・円は108円近辺で推移。日経平均は154円安で推移しており、下げ幅は拡大していることから、株安を意識したドル売りが多少入っているようだ。米国経済の早期回復や持続的な雇用回復への期待はやや低下しており、リスク選好的なドル買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円94銭から108円54銭、ユーロ・ドルは1.1291ドルから1.1315ドル。ユーロ・円は122円10銭から122円61銭。
■今後のポイント
・米国経済の段階的な再開
・欧州などが大規模財政出動
・米中対立への懸念
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