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日経VI:上昇、FOMCやメジャーSQ控えやや警戒感強まる

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は10日、前日比+1.00pt(上昇率+3.86%)の26.91ptと上昇した。なお、高値は27.33pt、安値は26.16pt。昨日9日の米国市場で4月JOLT求人件数が2014年来の最小を記録し、速やかな回復期待が後退。投資家心理の悪化でダウ平均が下落した。この流れを引き継いだ東京市場でも市場心理がやや悪化し、日経平均は152円安で始まり、日経VIは上昇して始まった。その後、市場心理がさらに悪化することはなく、日経平均が下げ渋り、日経VIは上げ幅を縮めた。午後は、日経平均は底堅い動きだったが、今晩から始まるFOMCや12日のメジャーSQを控え、やや警戒感が高まり、日経VIは終日プラス圏で推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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