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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、地政学リスクを意識したアジア株安

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【ブラジル】ボベスパ指数 95547.30 +2.16%
17日のブラジル株式市場で主要株価指数のボベスパ指数は大幅上昇。前日比2016.10ポイント高(+2.16%)の95547.30で取引を終えた。取引レンジは93531.20−96611.40。新型コロナウイルスの感染拡大への懸念は消えていないが、金利低下を意識した買いが入った。ボベスパ指数の構成銘柄では上昇は62、下落は13で買いが優勢となった。

【ロシア】MICEX指数 2740.10 -0.30%
17日のロシア株式市場で主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比8.20ポイント安(-0.30%)の2740.10で取引終了。取引レンジは2733.90−2771.26。外部環境の悪化を意識した売りが入ったようだ。

【インド】SENSEX指数 33507.92 -0.29%
17日のインドSENSEX指数は弱含み。97.30ポイント安(-0.29%)の33507.92で取引終了。ナショナル証券取引所のニフティは、32.85ポイント安(-0.33%)の9881.15で取引終了。インド軍と中国人民解放軍の部隊がインド北部の国境地帯で衝突し、両国に多数の死傷者が出ているとの報道や、朝鮮半島の軍事境界線付近で北朝鮮と韓国が対立を深めており、地政学リスクを意識したアジア株安で、インドも投資家心理が圧迫されている。個別銘柄では、ITC銀行、コタック・マヒンドラ銀行がさえない動きとなった。

【中国本土】上海総合指数 2935.87 +0.14%
17日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.12ポイント高(+0.14%)の2935.87ポイントと続伸している。

中国の政策に期待感が広がる流れ。米国や日本など各国が大規模な金融緩和策を打ち出すなか、中国では6月末~7月初にかけて、預金準備率などが再び引き下げられるとの観測が浮上した。北京市の新型コロナウイルス感染再拡大などを嫌気して売られたものの、下値は堅く、指数は引けにかけて再びプラスに転じている。



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