fbpx

概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、欧米株高を意識した買いが入る

マネーボイス 必読の記事



【ブラジル】ボベスパ指数 95975.20 +0.67%
23日のブラジル株式市場で主要株価指数のボベスパ指数は反発。前日比639.20ポイント高(+0.67%)の95975.20で取引を終えた。取引レンジは95343.50−97485.60。新型コロナウイルスの感染拡大への懸念は消えていないが、欧米景況感の改善が好感されたようだ。ボベスパ指数の構成銘柄では上昇は38、下落は37、変わらずは0で、買いがやや優勢となった。

【ロシア】MICEX指数 2791.97 +1.04%
23日のロシア株式市場で主要株価指数のMOEXロシア指数は続伸。前日比28.68ポイント高(+1.04%)の2791.97で取引終了。取引レンジは2767.46−2794.43。欧米株高を好感した買いが入ったようだ。原油先物の上昇は一服したが、取引価格の安定化が期待されており、多少の下げは売り材料にならないとみられている。

【インド】SENSEX指数 34911.32 +0.52%
23日のインドSENSEX指数は強含み。519.11ポイント高(+1.49%)の35430.43、ナショナル証券取引所のニフティは、159.80ポイント高(+1.55%)の10471.00で取引終了。

アジア株高を背景に、インド市場も買い優勢の展開。米トランプ政権によるビザ発給制限でインドのハイテク企業が影響を受けるとの見方が出ていた。SENSEX指数の個別銘柄では、上昇が27、下落3、変わらずが0で買いが優勢。バジャジ・ファイナンス(BAF)が堅調推移。リライアンス・インダストリーズ(RIL)などが軟調推移。

【中国本土】上海指数総合 2965.27 -0.08%
23日の上海指数総合は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.35ポイント高(+0.18%)の2970.62ポイントと反発している。

貿易問題を巡る米中対立の警戒感がやや薄らぐ流れ。米政府高官が通商協議についてネガティブな発言をした事態に反応し、トランプ米大統領は「中国との通商合意は全く損なわれていない」とツイッターに投稿している。米メディアは日本時間23日午前、「ナバロ米大統領補佐官が新型コロナウイルスを巡る中国の対応を猛烈に非難し、通商協議は『終わった』とインタビューに答えた」と報道。指数は急速に下げ幅を広げる場面がみられたものの、トランプ氏の投稿、ナバロ氏の報道内容否定で程なく買戻しが入った。



いま読まれてます

記事提供:
元記事を読む

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー