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日経平均は164円高でスタート、東エレクやソフトバンクGが堅調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22424.37;+164.58
TOPIX;1571.41;+9.56

[寄り付き概況]

 26日の日経平均は164.58円高の22424.37円と3日ぶりに反発して取引を開始した。前日25日の米国株式相場は反発。ダウ平均は299.66ドル高の25745.60ドル、ナスダックは107.84ポイント高の10017.00ポイントで取引を終了した。連日、ウイルス感染者数の急増が報告されていることを嫌気して下落で寄り付いた。テキサス州が経済活動の段階的な再開をいったん停止することなどを発表すると下げ幅を拡大した。その後、当局がボルカールールの緩和承認を発表すると金融関連株中心に上昇に転じ、引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。米国株高を受けた東京株式市場は買いが先行した。新型コロナウイルス感染再拡大への警戒感は残るが、昨日までの2日間で日経平均は300円弱下落しており、押し目買いが入りやすかった。また、円相場が1ドル=107円20銭前後で落ち着いて推移していることも買い安心感となった。そのほか、3月期決算企業の配当支払いに伴う再投資も下支え要因となっているもよう。日経平均は寄り付き後も堅調に推移している。

 セクター別では、全業種が上昇。証券商品先物、倉庫運輸関連、海運業、鉄鋼、繊維製品などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、GMO<9449>、トヨタ<7203>、富士通<6702>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、などが上昇。一方で、任天堂<7974>、ソニー<6758>、小林製薬<4967>、OLC<4661>、オリンパス<7733>、ニトリHD<9843>などが下落している。
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